安倍は「丁寧な説明」をすると言っていた。
集団的自衛権 国会で丁寧に説明~安倍首相
< 2014年5月17日 19:02 >
 来週から与党内の協議が始まる集団的自衛権の行使容認をめぐり、安倍首相は17日、「求められれば国会で丁寧に説明したい」と述べた。
 安倍首相「まずは与党の皆様にしっかりと協議をしていただきたいと思っています。そして、政府としては国会に求められれば当然、国会の場において国民の皆様に対して丁寧に説明をしていきたいと思っています」


しかし内閣法制局は、31年前の答弁との矛盾を説明していない。
1983年法制局長官答弁では「集団的自衛権を行使したいなら憲法改正しかない」と明言。
憲法解釈の変更により集団的自衛権の行使を認められるかについては、解釈に議論がある点の立法的な解決方法として、「集団的自衛権の行使を憲法上認めたいという考え方があり、それを明確にしたいということであれば、憲法改正という手段を当然とらざるを得ない」と答弁
(1983年2月22日衆議院予算委員会・角田禮次郎内閣法制局長官答弁)

今回、法制局は考えるのを止めた。「意見なし」
内閣法制局:集団的自衛権容認に「意見なし」 審査1日
毎日新聞 2014年07月15日 22時45分(最終更新 07月15日 23時21分)
 横畠裕介内閣法制局長官は15日の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使を容認した1日の閣議決定の内容について、6月30日に内閣官房から審査を求められ、翌7月1日には「意見はない」と回答していたことを明らかにした。内閣法制局が40年以上も「行使できない」としてきた集団的自衛権を1日の審査で異論なく容認したことになる。民主党の福山哲郎氏の質問に答えた。