大本営政府連絡会議に見る"アジア解放"の嘘
山下奉文に見る”アジア解放”の嘘
日本軍が連戦連勝の頃何を考えていたか、その本音がよくわかる資料
占領地軍政施行に関する基礎要綱
一、南方占領地域は総て之を版図とし帝国の世界政策遂行の前進基地たらしむるを理想とす。
二、南方経略の中道に在りては一時左の如き段階あるを予期す。
(1)「ビルマ」の独立
政略的に成るべく独立形態を取らしむるも内面的に左の制約を設く
イ、国防上並に軍事上帝国指導権の確保
ロ、帝国所要国防費の分担
ハ、帝国民に対する経済資源交通開発の優先自由の確約
2、泰国(※タイ)の独立保全
現状の如く当分全面的独立を保証し駐兵を行ふことなし。
但し経済資源交通開発、提携に関しては一層密接不可分を確約せしむるも顧問等を入るゝことなし
3 仏領印度支那(※ベトナム・ラオス・カンボジア)の処理当分の間現状を保持するも軍事上の実力を把握するに足る駐兵を行ひ且経済資源等の開発に関しては最も積極的に提携を強要し其の実力を把握するに努む
4,比島(※フィリピン)、馬来(※マレー)、旧蘭印領(※インドネシア)
独立又は之を示唆する如き制度は一切之を排撃し永久版図とすレファレンスコードC14060097900(1~4画像目)
南方圏教育に関する基本方針(案)
方針
一、占領地に行ふ文化教育施策は常に帝国を中心とする八紘一宇の皇謨を具現する為諸民族をして之を実証体験し各民族固有文化をして日本文化に融合せしめ以て南方諸地域をして真に帝国の版図たらしむるを目標とすアジア歴史資料センターhttps://www.jacar.go.jp/レファレンスコードC14060098000(1・2画像目)防衛省防衛研究所 陸軍一般史料 南方軍各方面作戦計画等綴 昭和17年